栄養学の限界

こんにちは!飯島です。

いろいろな方をサポートしてると、一般的な知識が反映される人と反映されない人がいるんですね。

イメージしやすいものでいうとカロリー計算や運動によるダイエット効果です。

要は体質によって個別アプローチが必要ということですが、今の情報は「この食材は栄養が豊富だから健康に良い」という一律情報に溢れています。

例えば「○○はビタミンCが豊富だから美肌に効果的」「○○は低カロリー・高タンパクだからダイエットに良い」とかです。

一人一人の体質・生活習慣全然考えられていない情報になってくるので、栄養学を学ぶと誰に対しても同じようなアドバイスになってきます。

実際、どのパーソナルジムに行っても同じような提案になります。

カラダの中はそれぞれ違うはずの人に対してのアドバイスが全部統一されるわけです。これって明らかにおかしいですよね?

ただ、「痩せるだけ」であれば正直、栄養学だけで全然問題ないです。

食べすぎているものを減らし、荒れている食生活を改善するだけでもダイエット効果は十分出せますし、再現性もあります。

これが“健康的に痩せていく”とか、不眠・肌荒れ・疲労感・貧血など、カラダの不調を改善しながらボディメイクとなってくると話は変わってきます。

私が考える栄養学というのは「数ある中の参考資料程度」の位置づけになります。

目次

血液データから見えるもの

例えば私の例で言うと、先日50項目以上の血液検査をしたんですね。

一般的な血液検査って十数項目しか調べないので大した情報が得られないんですけど、50項目以上調べてくるといろいろと問題・課題が見えてきます。

私の検査結果で言うと白血球が結構多かったです。白血球とはカラダの防御を担うものです。

カラダの中でアレルギー反応であったり炎症が起きているとか、何か外敵や体質に合わないものが体内に入って来ると活性化して数値が上昇します。

ここで白血球だけの数値で見ると本質には辿り着けません。

他の数値では筋肉の分解とがかなり促進されてたんで、筋トレの影響で炎症が起きてるっていうことも考えられます。

さらに私の場合は疲労によって体内に鉄の貯蔵が増えすぎていました。

血液中の鉄は不足していて、鉄が貯蔵されるところは溢れてしまっている。ちょっとおかしな状態になっていました。

適当な医師にあたってしまうと貯蔵されている鉄を見ないで「鉄剤だしておくね」で終わります。

そうなると、さらに鉄の貯蔵が溢れます。鉄は酸素と結合することで酸化します。イコール、疲労感の助長・免疫力ダウンにつながります。

一律指導では無理が出てくる

本来、こういった数字の違和感、ちょっとズレがあったりするところを細かく分析していく必要があるんです。

食事はもちろん、生活スタイル・ストレスが起きている原因など。

しかし、現代の医療制度では“単体の数字”だけでを見て、「中性脂肪が高いから油物を控えて」「血糖値高いから甘いもの減らして」「肝臓の数値が悪いから薬出しておくね」で終わります。

本当にに健康をチェックしていくとなると、原因部分から探っていく必要があります。

また私の例になりますが、カラダの炎症を促進させる物質に反応しやすい体質である可能性が高かったです。具体的な食材で言うとトマトとかナスとか、肉で言うとレバーが合わないことになります。

こういった食材に僕のカラダはちょっと過剰に反応してしまう。要は、炎症が起きるってことなんですね。

栄養学的に見ると今挙げた食材ってすごく体に良いっていう位置づけになるわけです。

一般的な栄養学で進めてしまうと、実は体に合ってないことをしてしまうとか、合ってないだけでなく、むしろ体にとって有害なことですよね。それをしてしまう可能性が出てきてしまうわけです。

より深くまでサポートするために

こういった医療制度の背景にずっと違和感を感じていたので、去年から少しずつなんですけど、血液に関する勉強も始めていました。

健康意識の高い人っていうのはどんどん増えてくる時代になるので、そういった方をサポートするのに栄養学だけだと不十分です。

なので今後は血液だけじゃなくて、遺伝子や毛髪データ・腸内細菌の深い知識、こういったところをどんどん身に付けていく予定です。

病気以外は「異常なし」になる医療制度

今の現代医療の問題点として、病院に行っても「病気にならないと治療ができない」というものがあります。

病気になる手前の予防が1番大事じゃないですか?

でもその段階で病院に行っても「異常がないですね」で終わる。もし、気になる数値があっても「この薬で様子見しましょう」で終わります。

それ以上のアプローチをするならば全額自費治療になります。

病院側の利益の1番の源泉となるのが薬の処方とかなんですね。

しかも、病気になったとしても薬であったり手術であったりはやってもらうことは対症療法になるだけです。

原因を潰す方法ではなく、「薬で抑える」ということ。根本治療に対するアプローチっていうのは病院でやってくれない状況です。

自分で勉強しない限りは。

だから会社の健康診断などを受けても血液検査をしても先ほどのように「コレステロールが高いですね。脂質を減らしましょう」「血糖値が高いですね。糖質を減らしましょう」という“流れ作業”になります。


この流れに、不調の原因の根本からのアプローチっていうのはゼロですよね。だから私はここを誰よりもサポートできるような形で進めていきたいと今考えています。

ちょうど私の血液でいろいろな問題点が運良く出てきたので、具体例を次回以降も小出しにして有益な情報発信していこうと思っています。

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