- 当ジムを選んだ理由を教えてください
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交通事故の後遺症で膝の靭帯を損傷していたので、ハードなトレーニングに耐えられるか?という不安がありました。ただ、治療家の方がサポートしてくれるという安心感があったのが大きかったです。
- Q パーソナルトレーニングをする前の悩みは何でしたか?
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交通事故の後遺症で膝の靭帯を損傷していたので、ハードなトレーニングに耐えられるか?という不安がありました。ただ、治療家の方がサポートしてくれるという安心感があったのが大きかったです。
- 実際にパーソナルトレーニングを受けてみていかがでしたか?
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パーソナルトレーニングジムでダイエットというと、糖質制限や厳しい食事制限をイメージしていました。また、不摂生をしたらいけない雰囲気がありそうで、そこに耐え続けることができるか不安でした。
ただ、実際にサポートを受けてみると「あれもダメ」「これもダメ」というような制約はなかったです。むしろ、「ここまで食べていいの?」という場面もあったほどです。
無理せず体重を落とすことができたので本当によかったです。
担当者の解説
体重が増加していた問題点
・仕事の合間のお菓子
・毎週土日は夕方からど自宅でお酒を楽しむ習慣
→お酒約10缶ほど+締めにパスタやご飯
食事改善の流れ
毎週ワンポイントずつ、微調整を繰り返しながらルーティンを構築していきました。
大まかな取り組みの時系列は以下のようになります。
①いきなり食事内容を細かく調整はせず、大雑把に食事量を安定させることを最優先。
量さえコントロールできていれば多少の不摂生は許容という内容。
②週末のお酒を減らす
→ゼロにはしないで6缶ほど
→締めの炭水化物を少量にする
→おつまみを焼き鳥にする(タンパク源とする)
このような内容に修正
↓
③仕事中の間食をなくす
→甘いコーヒーに置き換え
④朝食を減らす
実は、朝食が重要だからといってたくさん食べる必要はないんです。
ちょうど朝は食欲がないタイプの方だったのでこのパターンにしました。
改善前
改善後
↓
お昼はお弁当。
こちらは初期から変えていません。
夕食も初期からあまり変えずにいきました。
このようにバランスが取れていたので、あえて変えませんでした。
・番外編:クリスマスケーキは気にせずOK
→イベントはしっかり楽しむことが重要。メリハリつけることができれば気にしないでOK
いかがだったでしょうか?
思ったより無理な食事制限はしていませんよね?
このような感じで、
- 変えるべきポイントは大きく変える
- 変化させなくていいポイントはいじらない
という方針で、大きな結果を出すことができます。
一見、簡単そうに見えるかもしれませんが、
- 空腹タイミングのパターン
- 食の嗜好
- 全体量の統一&配分
など、割と緻密に考えて構成を作っています!
削らなくていい部分を無理に削るからストレス増大→挫折というパターンに陥りやすいので、そこを未然に防ぐことも重要です。
体重推移
初期からジワジワと体重が落ちているので順調!
途中、体重減少のスピードが少し早かったのでペースを緩めました。
→急激に体重を落とすと筋肉も同時に失いやすいため。
ちょっと落ちるペースが急激すぎたので、後半は少し緩めて筋肉が落ち過ぎないように調整。
無理すればもっと落とせましたが、サポート終了後の継続性を考慮&筋肉を増やしていきたい意向を考え、このペースにコントロールした状態です。
トレーニングメモ
- 交通事故によって右膝の靱帯損傷歴あるため、スクワットの重量は慎重に増やしていった
- おなか〜脚周りを重点的に全身を鍛えるメニュー構成
メニュー例
1回目:腹筋6回×2セット・スクワット6回×2セットなど5種目ほど
16回目:腹筋3種目10〜15回ずつ、バーベル20キロでスクワット・ベンチプレスなど12〜13種目
このような感じで大きく変わります。
これは女性であっても同様なので、来店頻度を保っていただければ誰でも大きな変化を出せます!
サポート時のポイント
お酒は一定数許容すること。
私のサポート方針の特徴として、100%の頑張りを想定しないというものがあります。
100%の頑張りを基準にすると、ちょっとした不測の事態に対応できません。
そもそも常に100%は私でも無理ですし、楽しみを0にしてしまうのはダイエットで1番重要な継続を放棄するのに等しいと考えています。
なので節制8割、不摂生2割というような、一定の”幅”を持たせたプランにしていきます。
これは普通のジムではありえないサポート内容になっていて、一般的なジムでは「いかにサポート期間中に激変させるか?」ということを重視します。その方がインパクトが残って集客上、有利になるので。
ただ、それでは継続できずにリバウンドリスクが非常に高いと言えます。
(事実、大手パーソナルジムでは短期間でリバウンドという事態がかなりあります)
「我慢」をベースにしたダイエット方法というのは必ず限界がきます。
こういった背景から、サポート終了後も可能なルーティン構築を大事にしてアドバイスさせていただいています。
よく、不摂生したら怒られると思う人がいますが、”基本的にはない”です笑(アドバイスを無視し続けられるとたまに怒ります)
むしろ、不摂生=楽しみポイントでもあるので、いかにそこを削らずに痩せるルーティンを構築できるか?という視点でいつも考えてます。
総評
コツコツ頑張れる方でしたので、その努力が数字にそのまま反映しました。
忘年会時期に多少、停滞したりリバウンド気味になった時期はありましたが、1〜2週かけて少しずつ戻すことで無事にリカバリー成功。
→逆に、不測の事態があったときのデータになったので、逆に貴重でした
多少、無理すればトータル10キロ以上は余裕でいけましたが、短期間で急激なダイエットは筋肉も一緒に削られてしまうので健康的な視点からすると良くはありません。
健康面を意識するなら長期でジワジワ痩せていく内容も大事。
こういった背景から、先のことを考えて無理に体重を落とさず筋肉を残すことも意識しました。
今はパーソナルトレーニングを継続して筋肉を増やす取り組みをしているところなので、今後の頑張りに期待です!