こんにちは!personal gym Shinの飯島です。
「ダイエット」というと真っ先に浮かぶのが糖質制限ですよね?
実は、糖質制限ダイエットをすると、わりと早い段階で体重が落ちます。ただ、「なぜ、すぐ体重が落ちるのか?」「なぜ、すぐに停滞期がくるのか?」というカラダの仕組みを理解していないと、余計なストレスを生み出して挫折しやすくなります。
ぜひ、今回の記事でカラダの反応を理解してダイエットの役に立ててください!では、チェックしていきましょう。
糖質制限で体重が落ちる要因は”水分”
塩分を多く摂取するとカラダがむくんでしまうことは知っていると思います。それは、塩分が水分を溜め込む性質があるためです。
体内の塩分濃度が高すぎるといけないので、カラダが水分を外に出さずに一定の濃度を保つためにこのような作用が働きます。実は糖分も同じで、摂取量が多いと水分をカラダに溜め込む性質を持っています。
このとき糖質制限ダイエットをすることで、筋肉や肝臓などに蓄積された糖質が減少していきます。そうすると、水分を余分に溜め込む必要がなくなります。
その結果、体重が減っていきます。どれくらい減るのかといいますと、それまでの糖質・塩分摂取量などによって異なりますが、体重の2~3%くらい減ることが多いです。
例えば、体重55キロの方であれば2キロ前後は簡単に落ちてきます。ただ、問題はそこからです。
糖質制限ダイエットではすぐに停滞期がくる理由
ここまでの通り、糖質制限ダイエットはすぐに体重が落ちますが、それは余分な水分です。そこから体重を落とすには脂肪を上手く削っていかなくてはなりません。
実は脂肪を1キロ落とすのは結構な労力が必要です。なので、余分な水分を落としたあとは、いわゆる”停滞期”がやってきます。
と言っても、一日の消費カロリーよりも摂取カロリーが下回れば徐々に痩せていきます。しかし、ほとんどの方はこの停滞期で挫折します。理由は次の通りです。
糖質が減ったときのカラダの反応とは?
カラダというのは体温・体内の水分濃度などを含めて一定の数値を維持すようとする働きがあります。これは体重も同じです。
今まで体内に糖質が溢れていた状態が急に減少してしまった場合、「糖質を補給しろ!」と脳から指令が出ます。この指令は「空腹感」として現れてきます。ここが最初にくるダイエットの挫折ポイントです!
脂肪をエネルギー源にできるかどうかが重要
糖質はカラダの重要なエネルギー源ですが、脂肪もエネルギー源となります。しかし、普段から糖質摂取が多いと、カラダは糖質をメインのエネルギー源として活用することに慣れていきます。
どういうことかと言いますと、脂肪をエネルギー源として使う能力が落ちているということです。
そこで糖質制限ダイエットをすることで糖質の蓄えがなくなり、これまで活用していなかった”余分な脂肪”を燃やしてエネルギー源とする働きが起きます。このときに「ダルさ」「眠気」「頭痛」などの反応が起きやすいです。
今話題の「ケトジェニックダイエット」なんかはこういった反応を引き起こしていく方法です。これは悪い反応ではありませんが、このように急激な糖質制限をすると日常生活に支障が出る可能性があります。
徐々に糖質を減らす方法がオススメ
どうしても「糖質=悪」というイメージが定着していますが、上手く付き合っていけば問題ありません。要は、”過剰摂取”をしなければいいのです。
例えば、
・お米が好きな方はお菓子を半分に減らす
・お菓子が好きなら頻度を少しずつ減らす
・お酒が好きならおつまみの油物を減らす
・3食のうち1食を半分の量にする
このように余分な糖質を減らしていく習慣にすることで、徐々に余分な脂肪をエネルギー源にする働きが出てきます。
それでもカラダに変化が出なければ、まだまだ糖質の量が多いということです。その場合、さらに食事制限をするか運動量を増やす対策が必要になりますので、状態を見ながら変えていきましょう!
今後も有益な情報を発信していきますので、ぜひ役に立ててください!