ダイエットで話題の「ケトン体」を増やす実験をしてみた話

こんにちは!

パーソナルジムShinの飯島です。

先日ボディメイクの大会に出場してきました。

ただ出場するだけではもったいないので、趣味でもある人体実験をいろいろとやってみました。

皆さまのダイエットにも転換できるものも多いので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

減量情報

体重:62.2→56.0(−6.2キロ)

体脂肪率:11.4%→6.8%

減量期間:3.5ヶ月

大会直前画像

(大会6日前のコンディション)

出場大会

大会名は

ベストボディジャパン(横浜大会)

という細身の部類の人に特化した大会です。

ボディメイク大会の分類は少しややこしくて、みなさんがイメージする「ボディビル」が細分化された感じです。

・ボディビル

→イメージ通りゴリゴリマッチョの大会

・フィジーク

→ゴリゴリまでいかないマッチョの大会

個人的にはこの部門の人が1番カッコいいと思ってます

・ベストボディジャパン

→いわゆる「細マッチョ」の大会

こんなイメージです。

せっかく大会に出るので、一般的な減量ではなくいろいろ実験をしてみました。

今回の人体実験内容

ダイエットでNGとされがちな「お酒」「スイーツ」「お菓子」を少量ですが、毎日食べてみました。

減量と言えばボディメイクの業界に限らず、一般的な認識としてお酒・お菓子はNGというイメージが根強いです。

実際、大会出場だけでなくダイエットにおいても摂取カロリーは極力カットしていくのが理想。

ただ、私がいつも感じているのは

目的:絞ること

手段:食事改善・運動

が本来の構図ですが

いつのまにか

目的:我慢

手段:節制

このように、なぜか目的が変わり「我慢するためにやってるの?」と見えてしょうがないです。

一般のダイエットで失敗する人の特徴として、決めたプランからズレると

・修正が効かない

・メンタルが不安定になる

・自暴自棄になる

→大会に出ている人がメンヘラになってドカ食いしてしまうことを、業界では「キレ食い」とも言われています。

要は、「こうするんだ!」と、まず理想のプランを組み立て、その一本の軸の中でしか行動することを想定してしまうと上手くいきません。(0:100思考)

人間は日によって体調・代謝機能は変わりますし、それによってメンタルも連動します。

摂取カロリー・消費カロリーなどの数字・日々のルーティンを重視するのはもちろん大事ですが、そこに執着しすぎると先ほど書いた「修正が効かない」に繋がります。

ではどうすべきか?なんですが、「常に微調整の幅を持っておく」という思考が重要です。

よく私がダイエットサポートのお客様に伝えるのですが「節制80%・不摂生20%」くらいのイメージがちょうどいいかなと思います。

今回の私の減量で言うと

  • 昼食時のあとにコーヒー・和菓子orチョコレート
  • 毎晩のビール350ml+少量のお菓子(ポテチなど)
  • 寝る前の甘いもの(チョコ20〜30gやどら焼きなど)+ウイスキーもしくはワイン

ここは心の休憩ポイントとして死守するということを決めた減量プランでした。

逆に言うと、それ以上の不摂生はポイントで定めたチートデイ以外ではやらないということ。

よく勘違いするポイントですが

「お酒飲んだら痩せられない」

「甘いもの食べたら太る」

というものがありますが、ダイエットや競技における減量はシンプルに消費カロリーが摂取を上回れば脂肪は削れていきます。

極端な話、お菓子だけでも痩せていくことは可能です。

(それではカラダを作る必要な栄養素は足りなくなるので、辞めた方がいいですが)

今回の減量プランは

  • 必要なカロリー
  • 必要なトレーニング量

を把握した上で不摂生の許容範囲を決めた形になります。

「ここまでなら徐々に絞れる」という計算のもと進めていきました。

重要なのは不摂生ポイントも「コントロール」することです。

要は、感情に負けて許容範囲を超えてしまう日が増えればもちろんアウトです。

全て完璧に進める必要はないですが、行き当たりばったりで1日の取り組みに大きなバラつきを出さないことが本質的な部分になります。

摂取カロリーは平均すると1日約1200〜1400くらいで設定。

さすがに3週間前くらいからは完全摂生モードにしましたが、ボディメイクでありがちな家畜みたいに同じものばかり食べる生活ではなく、できるだけ「人間っぽい食生活」を意識しました。

減量末期の反応

基本的には常にエネルギーが不足しているので、すぐ酸欠になったときのように耳が遠くなる状態になります(わかります?)。

あとは全体の食事量が少ないので消化機能が低下しているのが実感できました。要は、内臓が弱っている感覚です。

なので、単発で食事量もしくは脂質摂取量を増やすタイミングを作って内臓機能を低下させない取り組みもしました。

思ったよりも早めに仕上がったので、できるだけ筋肉を落とさないで維持する調整もうまくいったかなと思っています。

大会結果

ちなみに今回の結果は予選突破→決勝進出まではいけましたが、表彰台までは届きませんでした。

敗因としては「デカさ」です。

正直、絞る技術は自信があるのですが、今回は単純に筋肉の大きさで負けました。

なので、来年に向けてご飯を頑張って食べます笑

去年の大会

今年の大会

今回は腹筋をテーマにして取り組んできましたが、去年より若干ですが伸びた感じがありますね。

感想

去年初めて大会に出て今回が2回目ですが、前回よりも500g多く絞って胸と腕をわずかに太くすることができましたが、来年に向けて根本から取り組みを変えていきます。

ボディメイク大会は審査のトレンドがあり、今は絞りよりバルク重視(大きい方が有利)の基準に変わっているようです。

無理な食事をすれば体調を壊すのは確実なので、自分の体質に合った筋肉増強を実現できるように研究していきます!

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