ダイエットの細かいテクニックをあえて提案しないケース

こんにちは!

パーソナルジムShinの飯島です。

今回はダイエットをするにあたって重要な、“ステージごとの課題”について解説していきます。

食事改善・エクササイズ含めてやり方は千差万別ですが、「いまの自分に必要な課題に取り組む」という視点がなければ結果は出しにくくなります。

例えば、ダイエット相談に乗っていると

  • 出産後に筋肉が落ちていて腹筋が一回もできない状態なのにハードなメニューを選択してしまう
  • 食事量が多すぎるのに「グルテンフリーを意識してます」

というように、内容としては「正解」なんですが、いま取り組む内容ではないよね、というケースをよく見かけます。

もちろん運動メニューは増やした方がいいですし、グルテン含めた添加物系を意識していくのは大事なことです。

ただ、一つ一つの課題をクリアしながらステップアップしていくという思考があるとさらにダイエットは成功しやすくなります。

要は、「意識だけ飛び級」してしまうと、肝心な基礎の部分が抜け落ちてしまうため応用が効かなくなります。

ダイエットにおいてそれはリバウンドしやすい状態ということです。

目の前の課題を解決したら次のステップがベスト

例えば、食事量が多いことで理想の体重をオーバーしている場合、まずやるべきことは食事量の調整です。

この場合、高カロリーであったり栄養が多少偏っていても、量の調整を最優先すべきです。

ダイエット失敗の典型的な事例は、食事量・質・時間帯などを一気に改善しようとしてしまうケース。

優先順位が日によってバラつきが出やすいため、取り組みも継続しにくくなります。

こういった背景から、課題は一つに絞る(どんなに多くても2つ)ことがダイエット成功のポイントです。

単純にお菓子の量が多ければ回数もしくは量自体を減らしていき、少しずつ調整していきます。

このとき、量を減らすのがキツくなって「小麦不使用のお菓子です」「砂糖ではなく甜菜糖(てんさいとう)のお菓子です」という理由をつけて、量を減らそうとしない方がいます。

そのような方は基本的にダイエットで失敗します。なぜなら、優先順位を間違っているから。

勘違いして欲しくないのは小麦や砂糖の量や質を意識するのは重要です。むしろ、できるならこの意識を継続して欲しいです。

ただ、「いまの取り組むべき課題とはズレている」ということ。

エクササイズでいうと、「自重でスクワット10×3を正しいフォームでできたら体幹が安定した目安になるから、それまで別メニューは控えた方がいい」という意図でアドバイスをしても、インスタやYouTubeで出てくる変わり種のメニューが魅力的に見えてしまう。みたいなケースもよくあります。

基礎筋力・基本の動きができていない状態で取り組んでからでないと効果が得られにくいメニューもたくさんあります。

これも食事と同じく優先順位の問題ですね。

このバランス感は言語化しにくい部分もあるので非常に難しいポイントになります。

飛び級してもメリットは意外と少ない

ここまでの通り、一連の流れではなく「点」で見たときに正解であっても人によっては正解ではない場面があります。

なので、私のダイエットサポートでは「一歩前の課題」を意識した提案&知識提供を意識しています。

先の先の話をしても混乱しますし、理解しにくい状態になります。

だったら逆にずっと先の知識は知らない方が得策の場面も多いです。

知ったら知ったで試したくなっちゃうこともありますし、混乱してしまうケースもあります。

いきなり「脂質の中でもオメガ6が過多でオメガ3が不足しているので、脂質の中でもバランスを考えましょう」って言われたら、「????」ってなりますよね?

スタートとしては「脂質を少し減らしましょう」、脂質の量が整ってきたら「間食にナッツ入れましょう」「サラダに亜麻仁油もしくはえごま油を追加しましょう」みたいな流れがいいです。

このような形で自分の現在地を把握して、一つ一つ課題をクリアしていくのが理想です。

目の前の課題に集中するため、「どこまで伝えて、どこまで伝えないか?」という思考を持ってダイエットサポートをさせていただいている話でした。

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今の時代、SNSなどでダイエット情報が溢れています。 これだけ情報があるのにダイエットで失敗する人がかなり多いです

なぜかと言いますと、「自分に必要な取り組み」「優先順位」などを決めるのは専門知識が必要だからです。

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