こんにちは!
パーソナルジムShinの飯島です。
今回はカラダの「炎症」とダイエットの関係について解説していきます。
パッと聞いた瞬間に「炎症とダイエットってどうつながるの?」と思うかもしれません。
一般的な認識ではダイエットとかけ離れたイメージがあると思います。
もちろんダイエットでは余分な脂質をカットしたり、消費エネルギーを増やすためのエクササイズなど基本的な取り組みは重要です。ただ、日常の取り組みをより効率化させるために細かい部分にも意識を向ける必要があります。
ダイエットというのは、ただ体重を落とせばいいのではなく、健康をベースに取り組まなければいけません。
正しく痩せていくと自然と健康的にになっていきますが、小さな不調がある場合、そういった不調を改善しながらダイエットを進めていくのが理想です。
もし、「普段から食事量も意識しているし運動もしているのに痩せない」という方は、こういった細かい部分の取り組みを意識することで変化していく可能性はあります。
今回の内容は少しマニアックな内容ですが、日常生活ですぐに試すことができるものをご紹介させていただくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも炎症が起きるとどうなる?
まずイメージしやすいのはケガです。
捻挫や打撲などをしたとき、腫れたりアザができたりしますよね?その部分は組織にダメージを受けて炎症が発生しています。炎症が起きている部位は機能も低下して、思ったように動かせません。
これは外部的な要因で発生した炎症の一例です。
では、「内部的な炎症」はなんでしょうか?
最も身近にあるのは「かゆみ」「肌荒れ」です。
かゆみが発生している部位の内部は炎症を起こしていて、それがかゆみというサインで表れています。肌荒れも同様です。
では、ケガをしたわけではないのになぜ、炎症が起きるのでしょうか?
一番の原因は食事です。
糖質・脂質・食品添加物などが細胞にダメージを与えることで炎症が起きます。要は、細胞を傷つける作用が非常に強いということです。
日常的にコンビニ食やファストフードなどを利用する場合、体内では思った以上のダメージを受けています。
炎症が起きるとなぜ、ダイエット効果が落ちるのか?
ここまでの通り、体内の炎症がカラダに悪いということは理解できたと思いますが、「ダイエットと何が関係するの?」と思うはずです。
「健康には関係あるけどダイエットには関係ないのでは?」と考えてしまいがちですが、明確な理由があります。
まず、ダイエット効率を高めるためには余分な脂肪を燃焼させる働きが重要です。ただ、このとき慢性化した炎症が体内で発生していると、体内の働きはこの炎症を抑えるために精一杯になります。
体内へのダメージが大きくなるものへの対処が優先となります。たとえ食事量が多くなくても、食事内容が悪ければ内臓機能は低下してしまい、脂肪燃焼させるよりも炎症を抑える働きを優先しなければなりません。
そのため、もし肌のかゆみ・肌荒れが日常的にある場合は「食事量」以外に「食事内容」を見直す必要があります。
抗炎症作用のある食材
・ブルーベリー
・ナッツ類
・アボカド
・はちみつ
・オリーブオイル
普段使いで利用しやすい食材はこちらです。
もちろん、何を食べるかという思考は重要ですが、「何を食べないか?」という思考も同じくらい重要になります。いい食材を取り入れても炎症を悪化させるファストフードなどを食べ続けてしまえば思ったような効果は出ません。
普段の食事を意識しているにもかかわらず思ったようなダイエット効果を出せていない方は、今回の内容を参考にしてみてください!