こんにちは!personal gym Shinの飯島です。
今年もダイエットや健康に関する情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします!
昨年もそうでしたが緊急事態宣言によって在宅が増え、運動量が減るためどうしても体重が増えてしまう相談が多くなります。
このとき早く体重を戻したいと思い「減量しなきゃ!」と、一気に食事制限をしてしまう場合は注意が必要です。そこで今回は「減量」についてピックアップしていきます。
知っておくべき「減量」と「ダイエット」の違い
似たような意味ですが、実は減量とダイエットは明確に違います。そのときの悩みに応じてうまく減量とダイエットを使い分けることができれば理想です。
まず、以下でそれぞれの違いを確認していきましょう。
○減量
・とにかく体重のみに焦点を当てたもの
・短期間大きく体重を落とす
↓
体脂肪を落としていくよりも、とにかく重さを減らしたいので、水分や身体に蓄積されたエネルギーを短期間で減らすやり方です。
基本的には水分で調整するため、すぐリバウンドしやすいです。
○ダイエット
・余分な体脂肪を減らしていく
・筋肉を増やすことで痩せやすい体質を作る
↓
「ダイエット=痩せる」というイメージは間違いではありませんが、本来は健康的に余分なものを落とすというものです。
減量とダイエットをどのように使い分けるべきか?
何かイベントがあったり撮影を控えているときに(結婚式など)、短期間で体重を落としたいときは減量がオススメです。一気に食事を減らし、運動量を増やせば大きく身体を変えることができます。
ただ、リバウンドをせずに余分な脂肪を減らしていきたい場合、短期間での減量ではなく長期でのダイエットがいいです。
注意すべきポイントはテレビなどで流れてくる情報のほとんどは、短期間で一気に体重を減らす内容です。例えば、「1ヶ月でマイナス10キロ!」などです。
モデルとなる芸能人の方は撮影期間中は頑張って我慢するので一時的に結果は出ますが、このような急激な負担をかけるダイエットはほとんど後でリバウンドしています。
なのでテレビの情報を全て参考にするのは避けた方がいいでしょう。
私が実際にやっていた減量
ちなみに私がボクサー時代にやっていた減量の事例をご紹介いたします。
・2週間で体重64.5キロ→57.1キロ(約7キロ)
脂肪だけで2キロ近く削れますが、落ちた体重の大半は水分なので最後はほぼ脱水症状です(笑)これだけ消耗して減量しても、普通の食事にすれば1週間後には元の体重に増えてます・・・
なので、変化させた身体をしっかりとキープするという視点であれば、減量で一気に無理をするのは逆に効率が悪いと言えます。
まとめ
・減量=体重のみに焦点を当て、短期で一気に減らす
・ダイエット=余分な脂肪を減らし、健康的に痩せていく
私の考えでは、何かイベントがない限り一気に減量するのはオススメしません。もし、「キレイに痩せる」ということを目標にした場合、目先の水分量の変化に一喜一憂せず長期的な視点が重要です。
参考になれば幸いです。