こんにちは!飯島です。
ダイエットでは「○○を食べるのがオススメ」「○○ならいくら食べてもいい」など、食事改善に関する情報は溢れています。
ただ、ダイエット方法は個人によって向き不向きがあります。体質や食事量の多さなどをベースに考える方法もありますが、「性格」を基準に考えたダイエット方法に関する情報はほとんどありません。
私はダイエットサポートをさせていただく機会が多いのですが、食事改善のカウンセリング時は性格の部分をかなりチェックします。毎回カウンセリングを重ねるなかで、ストレスを感じる部分を聞き出しながら少しずつ一人一人にあったプランを作り上げていくイメージです。
食事内容をチェックしたとき、明確に改善方法がわかったとしても本人がそのプランをやりたくないと感じた場合、いくら完璧なプランであったとしても上手くいきません。
そこで、今回は私がどのような基準で食事プランを提案しているのか解説していきます。本当はさらに細分化して考えていますが、わかりやすくするために大まかな2パターンに分類してみます。
安定型
普段の食事内容・量などが安定している方です。食事パターンを数種類決めてしまえば、それを忠実に実行できるタイプになります。
オススメしたい人
- 食事メニューを考える手間を省きたい
- 同じ食事量・内容でも苦にならない人にオススメ
- 外食・好きなものを食べるタイミングを事前に決めておくことが平気な人
○注意ポイント
同じような食事になるため、選ぶ食材は少なくてもいいので栄養価の高いものにすべきです。栄養の偏りが出ないため、複数の栄養素を含んでいる食材を選ぶことで体調を崩しにくくなります。
例:ブロッコリー・アボカド・小松菜・ほうれん草など(他にもたくさんあるため、ごく一部のみ書いています)
よく「1日30品目が目安」「○○○グラムの野菜を摂取するのが理想」という情報を見かけますが、これは気にしなくていいです。
実は栄養価の低い野菜もたくさんあるため、「野菜をたくさん食べるのことが健康」というわけではありません。これは深堀すると長くなりますし、今回のテーマから外れるのでどこかのタイミングでまた書こうと思います。
臨機応変型
こちらは同じような食事を継続するとすぐに飽きてしまうタイプです。むしろ食事が苦痛に感じてしまうケースもあります。
その日の気分によって食事内容を決めたい方が多い傾向にあるので、先に食事のプランを構成しても、「今食べたいんだよな・・・」と思ってしまう方は、ガッチリと食事プランを決めない方がストレスが少ないです。
○注意ポイント
ズルズルと食べ過ぎてしまう日が増えてしまいがちになるため「食事量が増えてしまった次の食事は気をつける」「二日連続で不摂生はしない」などのルールを作った方がいいでしょう。
食事を我慢するとストレスで継続できない方は多いです。ただ、当たり前ですが何かを変えないとカラダも変わりません。このときはストレスの許容範囲を調べましょう。例えば、「ここまでは我慢できるけど、これ以上は辛くなって継続できない」などです。
完璧を求めすぎないこともダイエットでは重要な考えになります。100点を目指すことで心が折れてリバウンドするよりも、60〜70点でも継続できた方が結果的に痩せます。
まとめ
ダイエットを成功させやすい人は安定型ではありますが、食事内容の設定を間違えると効果は出にくいです。逆に、臨機応変型の方でも食べ過ぎた後の対処法のバリエーションを持っておくことでリバウンドしにくい状態を作ることができます。
メディアやSNSを含め、今はさまざまな情報で溢れています。実際、ダイエットではいろいろなテクニックはありますが、意外に「性格」に焦点を当てた情報はほとんどありません。
まずは自分の性格を分析して、ストレスの少ない食事改善パターンを作り上げていきましょう。