こんにちは!
パーソナルジムShinの飯島です。
今回は「基礎体温とダイエットの関係」について解説していきます。
もちろん、ダイエットをする上でエクササイズ&食事制限は必須です。
ただ、基礎代謝をアップさせて脂肪燃焼しやすい状態を作り出すために平均体温を高くしておくことも重要な要素になります。
なぜかと言いますと、体温が1度上がることで基礎代謝が約12%もアップするからです。
同じ日常生活をしていても12%前後ほど代謝機能がアップすれば、短期ではそこまで差がなくても年間で考えると大きな差になります。
また、基礎体温が上がることでウイルスを撃退しやすくなるため、免疫力アップにもつながります。
ちなみに低体温の基準は35度台だと思ってください。
ただ、現代人は体温が低い方が増えているため、今回はどうやって体温を高い状態を作り出すかについて解説していきます。
低体温が増えている原因は運動量の低下
20〜30年前と比べて、低体温の人が増えている原因としてまず「運動量の低下」が挙げられます。
筋肉を動かす量が減ることで熱の生産が少なくなります。
例えば、30代の方は親世代のこども時代と比べて運動量が少ないはずです。これはゲームなどの普及やテクノロジー・家電の進化によって日常の労働が効率化されていることも挙げられます。
こどもの頃から運動する機会を自分で作り出す人の割合が少なくなっていることが、低体温になる人の比率が増えている要因だと考えられます。
筋肉は維持するために代謝を繰り返す必要があるので、筋肉が多いほど代謝機能が高まります。
そのため、エクササイズなどで筋肉を鍛えることが重要です。
体温調節機能の低下
いまの時代はどこに行っても冷暖房が完備しています。非常に便利ではありますが、自力で体温調整する力が低下する原因にもなります。
自力で体温を調節する機能が下がっている場合、代謝の低下だけでなく「冷え性」「むくみ」が発生しやすいです。
体内での動きが鈍っている状態なので、痩せにくくなりますし、回復機能も悪化します。これにより肌荒れなど、美容面にも影響が出やすいです。
そのため、冷え性・むくみがある方も体質改善に取り組む必要あります。
改善するために重要なのは以下の2つです。
筋トレ
先ほども書きましたが、体温に大きく関与するのは筋肉量です。
運動量を増やすのが最も重要と言ってもいいくらいです。基礎体温が上がるほどの状態を作ることができれば必然的にカラダの見た目や中身も変わっていると思います。
ただ、やはり運動習慣のない方がいきなりエクササイズに取り組むのはハードルが高いので、まずはちょっとしたウォーキングでもいいので、継続できる範囲で取り組んでみましょう。
食事改善
糖質を多く摂取すると血糖値が急激に上がります。上がった血糖値を正常値に戻す際、体温も一緒に低下しやすい作用が働きます。
そのため、糖質の過剰摂取はダイエットにおいて太りやすい状態を作り、なおかつ体温も下げやすくなるため大敵です。
糖質を全てカットする必要はありませんが、痩せにくいと感じている場合は減らす努力が必要です。
では、どんな食材を摂取すべきかと言いますと、意識して取り入れたいのは「冬野菜」です。
夏はトマト・キュウリなど、水分の多く含まれた食材が多いです。これは汗で失われた水分を補給しやすくするのに加え、体温を下げる成分が多く含まれています。
逆に、冬野菜は生姜・根菜類含め血流を促進し、体温を高めてくれる栄養素を豊富に含んだものが多いです。
今はスーパーに行けばいつも同じ食材を買えますが、旬の食材というのは本来、その季節に必要な栄養素を摂取しやすい状態になっています。
具体的にはビタミンC・ビタミンEなどです。
カボチャ・ブロッコリー・にんじんなど、これから旬の食材は体温アップに効果的なので積極的にしていきたいです。
裏技をご紹介!
ここまでは運動・食事改善というように、“カラダの中”から改善を促す取り組みを書いてきましたが、外部的に体温上昇を促す方法としてサウナもオススメです。
急激に血管を拡張するため、日常の取り組みでは得られない反応が起きます。体内に余分な水分が多い場合、この水分が原因で冷えを引き起こします。すなわち、体温低下につながります。
むくみがひどい場合、サウナで一気に汗を出すということを定期的に行うだけで体質が変わってくるはずです。
実際、私は定期的にサウナ利用を始めたことで基礎体温が36.2~36.6度あたりになっています。
もともと体温が低い体質で、35.3~35.5度くらいだったので、効果は出ていると思います。今後も実験としてサウナと基礎体温の効果を検証していき、ダイエットとの関連も調査して共有させていただきます。。
まとめ
ここまでの通り、運動・食事改善という基本を大事にすれば太りにくい体質になっていきます。
一時的なダイエットテクニックに頼らず、少しずつでもいいので生活習慣を変えていきましょう!
また、毎日でなくても定期的に体温を計測する習慣をつけていくことをオススメいたします!