こんにちは!
パーソナルジムShinの飯島です。
私は多くの方のダイエットサポートをしてきましたが、初めてダイエットに挑戦する人をサポートしたことはありません。
全員、ダイエットで失敗経験がある方です。
その際、ダイエットで挫折した方のほとんどは「停滞期」で心が折れてしまっていました。
心当たりはないでしょうか?
ボクシングの減量ような極端な取り組みではなく、一般的なダイエットであれば停滞期はほぼ確実にきます。
このときにどのような取り組みをするか?どのような心構えでいるか?ということが非常に重要です。
正しい知識があれば停滞期を乗り越えられますが、知識がなければ不安とストレスで心が折れると思います。
そこで今回は誰もが悩む「ダイエットの停滞期」について解説していきます。
「停滞」の定義
まず、前提条件として「停滞期」の定義を私なりに考えました。
- 摂取カロリーより消費カロリーが大きいことが日常になっている
- それでも2週間〜4週間ほど停滞している
まずはここの条件が重要です。
自分では節制していると思っていても、実は節制になっていないケースも多いので、それは「停滞」とは違うと考えてください。
停滞期の第2段階
食事量が減ったり運動量が増えたりすると、初期の段階は体重はスムーズに落ちていきやすいです。
ただ、どんどん体重が減ってしまうとカラダは「このまま体重が減り続けると危険だ!」と判断します。脳からこのサインが出ると体重減少を緩やかにしようとする反応が起きます。
これがまず最初に起きる停滞の原因です。
カラダは今の状態を維持することを最優先にするメカニズムになっています。例えば、外の気温に関係なく体温は維持できますよね?
このように、カラダは急激な変化を避けるようになっています。
そこでもダイエットの取り組みを継続していくと、「あれ?いまの食事量でも問題ないな!」と脳が判断すると体重がまた落ち始めていきます。
ここまでは少しの気合があれば突破できます。
問題はここからです。
基本的にはダイエットを適切に進めていても停滞は一定周期でくることが多いです。(例外的にない方もいます)
このときに問題なのは「もっと食事を減らさなきゃ!」となることです。
もちろん、ベースの食事が多ければ無駄を省くことは重要です。ただ、1〜2回停滞期を打破してきた方はベースの食事量にそこまで問題ないことが多いです。
そこで、どんどん食事量を減らしてしまうと栄養不足になり体調&メンタルに影響が出ます。
停滞期で起きるカラダの反応
カラダは順応力が高いため、減らした食事量にも適応してきます。
どういうことかと言いますと、
摂取カロリーが下がることで消費カロリーを大きくしない働きが起きます。
ちょっと難しいですよね?
さらに掘り上げていきます。
摂取カロリーが少ないということは活動するエネルギー源が少ないということです。
エネルギー源が少ないのに消費を大きくしたらエネルギーが枯渇しますよね?
そうならないためにカラダは代謝を落とすようにします。
食事量を減らしていって、体重が停滞したら代謝が落ちている可能性があるということです。
知識としては難しいので、大体のイメージで覚えていただければOKです!
停滞期を打破するテクニック
ここまでの通り、停滞期を1~2回突破したあと、さらに停滞が訪れたときは無理に食事を減らさない方がいいことはなんとなく理解できたと思います。
そのときの停滞期を打破するテクニックですが、ポイントは「短期的に刺激を強める」ということです。
どういうことかと言いますと、
- 食事量を増やす
- 食事量を普段の半分以下にする
- 運動量を増やす
このような刺激をカラダに加えます。
もちろん、ずっとではありません。1~3日など、スポット的なものでOKです。
これはカラダの現状を維持する反応を変えるための取り組みになります。
実は、一時的に食事量が増えるのも刺激になります。
ダイエット中に食事を増やすことに恐怖感を抱く方もいますが、停滞期が長ければそこまで影響はでないはずです。
体重が一時的に増えてもすぐ戻ります。
もし、体重が増えたままであれば、それは停滞期ではなく知らないうちに摂取カロリーが増えていた可能性が高いと考えていいでしょう。
急激に食事量を増やしたり減らしたりするのは、カラダへの負担も大きいですし育児中であればホルモンバランスに影響が出るリスクもあります。
なので、1〜3日くらいの超短期限定で取り組むのが基本です。
自分に実験してみた結果
実は、先月に「ベストボディジャパン」というボディメイクの大会に出てみたのですが、減量過程で停滞期がきました。
64キロ→56キロ(ー8キロ)まで減量したのですが、59キロ時点で停滞期がきました。
消費カロリーが上回っているにもかかわらず、体重が増えた日もあったくらいです。
そこで取った行動は次の2つです。
- 焼肉にいく
- 翌日から3日間は普段の半分の食事量にする
この取り組みをすることでその後は順調に体重が落ちました。
焼肉にした狙いは内臓の活動量を増やすためです。
実は、消化吸収でかなりのカロリー消費が行われていますが、減量中は脂質が少ないので内臓の負担が少なくなります(消費カロリーが減る)。
そこで消化に時間がかかる肉にしました。
もちろん、単純に「肉が食べたい!」という感情も強かったですが(笑)
まとめ
- カラダは現状を維持しようとする力が強い
- 停滞期を1〜2回打破したら、その後は食事量を減らしすぎない方がいいケースが多い(個人差はあります)
- 停滞期が長引けば「刺激」を加える
→食事量や運動量の増減
「停滞期だと思っていたら停滞期ではなかった」というケースもありますので、ダイエットで悩んでいましたらダイエットサポートの体験を受講してみてください。
そこで、カウンセリングさせていただきながら原因を見つけていきます!
藤沢市湘南台でパーソナルトレーニングジムをお探しの方へ
今の時代、SNSなどでダイエット情報が溢れています。 これだけ情報があるのにダイエットで失敗する人がかなり多いです
なぜかと言いますと、「自分に必要な取り組み」「優先順位」
もし、
藤沢市湘南台のパーソナルジムShinでは、